【玉村町のリアル】“車が止まる=生活が止まる”町で、整備工場ができること(チギラモータース)

玉村町は、車が止まると生活が止まります。
鉄道がなく、前橋・高崎・伊勢崎の中心部まで約10km。通勤、保育園の送迎、買い物、通院、部活の送り迎え。1世帯で複数台が当たり前の地域だからこそ、「動く車が1台減る」だけで、家の予定が一気に崩れます。

「朝、エンジンがかからない」
「警告灯が点いたけど、走っていいのか分からない」
「ドラレコが映ってない気がする」
「ライトが暗くて夜道が怖い」
こういう“突然の困った”は、たいてい忙しい日に限って起きます。しかも最近の車は電装化が進み、原因がバッテリーだけじゃないことも増えました。ハイブリッド、運転支援(ADAS)、各種センサー、カメラ…。便利になった分、電気のトラブルは“分かりにくく”なっています。

チギラモータースは、2011年に個人事業として創業し、2017年に法人化。2017年には国土交通省指定の民間車検場「指定工場」として、車検整備と車両販売を軸に地域の車を支えてきました。特別な宣伝広告はほとんどしていません。それでも口コミでお客様が増えたのは、社長のフレンドリーさと、施工の確かさを“体験”してもらえたからだと思っています。

そして2020年、環境が大きく変わる中で、私たちは電装サービスを本格的に始めました。エアコン、カーナビ、ドラレコ、電装診断、各種センサー…。自動車電気装置整備士の資格を持つスタッフが、ディーラーからの依頼も含めて対応できる体制を整えています。

ただ、課題もありました。
電装整備は水分が大敵で、作業も長引きやすい。部品の調達先が複数になり、納品タイミングを待ちながら分解・交換・動作確認を進めるため、専用の場所がないと他の作業動線に影響します。悪天候の日は作業が滞り、納車が遅れ、お客様の予定まで遅らせてしまうことがある。これは地域密着の整備工場として、一番避けたいことでした。

そこで今回、整備場内に”電装整備専用の全天候スペース(カーポート)”を設置しました。間口約7.9m×奥行約5.45m、高さ3m。SUVやミニバンだけでなく、2トントラックなど“働く車”にも対応できる高さです。雨の日も、風の日も、電装作業の品質が落ちない。納期の見通しが立つ。何より「今日必要な車を、今日返す」可能性が上がる。これは単なる設備投資ではなく、玉村町の暮らしを止めないための土台だと考えています。

当社は普通車対応が強みです。車検も、整備も、販売も、そして電装も。“どこに頼めばいい?”を一つにまとめるワンストップができる整備工場として、これからさらに価値を上げていきます。

車は、ただの移動手段ではありません。
家族の時間、仕事の信用、日々の安心そのものです。
私たちはこれから、ブログでも作業の様子や考え方をきちんと発信していきます。「見えない整備」を、見える安心へ。玉村町のカーライフを支える“町のインフラ”として、困った時に思い出してもらえる存在であり続けます。